突発型地震 new earthquake 2003 8 31

 新しいタイプの地震が起きる可能性があります。
7月の宮城県北部の地震は、今までにはない、めずらしいタイプの地震でした。
阪神大震災も、突発型の地震と言われています。
 地震対策を、阪神大震災をモデルにして考えていますが、
これは固定観念です。
「阪神大震災をはるかに超える地震」が起きたら、どうしますか。
振り返れば、阪神大震災には、「大」とつける必要はなかった、
そういう時代がきたら、どうしますか。
「阪神大震災をはるかに超える巨大地震」も想定しておく必要があります。
だから、現在の「地震による死者の予想」は、ひと桁違います。
 外国においても、同じことが言えます。
外国も、「阪神大震災をはるかに超える巨大地震」を想定しておく必要があります。
さらに、外国においては、今まで地震が少なかった地域や、地震がなかった地域でも、
「阪神大震災をはるかに超える巨大地震」が起きる可能性があります。
これを「突発型巨大地震」と呼ぶのかもしれない。
この「突発型巨大地震」が外国で起きる可能性があります。

 誰も通らない道路に、巨額の税金をつぎ込むより、
地震対策に巨額の税金をつぎ込んだ方がよい。
しかし、なぜか、地震対策の予算は、お金を惜しんでいる現状があります。
地震対策よりも、利権の確保が先か。